[ レンズ豆知識 ]
レンズの素材と特徴
レンズ素材について
レンズにはプラスチックレンズとガラスレンズがあり、それぞれに長所と短所があります。どちらが優れているかは一概には言えませんが多くの方にお選びいただいているレンズは、レンズの種類やカラーバリエーションが豊富で対応できる機能コートが多いプラスチックレンズです。
ただ、熱やキズに弱い面があるため使用目的に応じてご提案致します。
プラスチックレンズ
長所
- 軽い(同じ度数で⽐較するとガラスレンズの約50%の軽さ)
- 割れにくく、衝撃に強い
- UVカット加工に対応できる
(弐萬圓堂は標準装備)
- 多種にわたる染色が可能なので、
レンズカラーバリエーションが豊富
- フチなしメガネやナイロールメガネにも
対応できる
短所
- 耐熱性が低い
- ガラスレンズに比べるとキズが付きやすい
- 経年変化が起こりやすい
ガラスレンズ
長所
- キズがつきにくく、熱に強い
- 耐用年数が長い
- レンズの透明度が高い
- 経年劣化が少ない
- 強度近視の度数でもレンズを薄くできる
短所
- 重い
- 衝撃で欠けたり、割れたりすることがある
- 染色が限定されるので、レンズのカラーバリエーションが少ない
おすすめポイント
プラスチックレンズ
- 軽くて、紫外線カット付きレンズにしたい方
- スポーツをする方
- レンズカラーを楽しみたい方
- フチなしタイプのメガネを掛けたい方
- ナイロールタイプのメガネを掛けたい方
- 曇りにくいレンズにしたい方
ガラスレンズ
- キズがつきにくいレンズにしたい方
- ホコリの多い場所で働かれる方
- 高温の場所で働かれる方
- 強度近視の方
- レンズに透明度を求めている方
ご利用上の注意
プラスチックレンズ
プラスチックレンズは熱に弱いので、車中に置きっぱなしにすると、レンズの表面に施しているコーティングがひび割れる事があります。
車中に放置せず、必ず車外に持ち運んでください。
ガラスレンズ
溶接作業時にガラスレンズを使用すると、飛んできた火花が刺さり、黒い点となって残る場合があります。
レンズを守るためには溶接工専門のゴーグル等で防御してください。